第一章 人と獣は交われない　

ある村で奇妙な事件が起きた。それは、狼に似た獣に、村の人々が次々と殺害されていく、というものだった。その村の伝説にある怪物の伝承があった。目撃者は怪物の容姿を事細かに説明した。

牛のような巨体、尖った鼻、胴体は太く剛毛で覆われている体。前身は赤みがかった毛に覆われており、背中には黒いぶち模様があったという。

そして、その伝説から数百年後に、その伝承を模したような類似の事件が再び繰り返されるのだった。その怪物事件に二人の刑事が挑む。

第二章 名前のない獣たちは……

『人と獣は交われない』で現れた、犯人の過去。ある街で、規則性の見られない、無差別殺人事件が起きていた。メディアはこぞって、事件を取り立て、面白おかしくはやし立てた。首の頸動脈を切断する犯行スタイルから人々は、『ジャック・リッパーの再来』と名付けた。

殺人鬼を追う刑事、犯行を繰り返す怪物、裏路地を拠点にスリで生計を立てるストリートチルドレン。何のつながりもなさそうな、三視点で描かれる、名前のない獣たちの物語。

この作品は、フィクションです。実在の登場人物、団体とは一切関係ありません。
この作品は『カクヨム』でも連載しております。

テレビも無ェ、ラジオも無ェ、船は愚か通って無ェ。パソコン無ェ、スマホも無ェ、Wi－Fiなんて飛んで無ェ。
そんな、無人島で一ヶ月のサバイバル生活を送る、という企画で集められた芸能人六人は、飛行機のエンジントラブルにより、本当の無人島に漂着してしまう。

集められし個性豊かな六人の芸能人と飛行機のパイロットを含む七人の選ばれし者たちは、数々のトラブルを乗り越えたり、乗り越えなかったりして、南海で絶海の無人島を生きて脱出することができるのか……？

無人島に不時着した男女七人の漂流譚が今はじまる――
この作品は『カクヨム』にも掲載しております。
★が付いている話数にはイラストが入っています。
基本週一回の更新ですが、調子に乗ると二回更新します。

ある時は、人だった。
ある時は、犬だった。
ある時は、猫だった。
ある時は、鳥だった。
ある時は、虫だった。
ある時は、魚だった。

何千何万と輪廻を繰り返す自分の生涯――
この作品は『カクヨム』様にも掲載しております。

　デジタルイラストをはじめて五か月過ぎた著者が、ここ半年で学んできたイラストテクニックを解説しながら、一枚の厚塗り絵を描いていきます。厚塗りという塗り方を面白そうだと感じてもらえれば幸いです。

もはや何でも紹介になっています。基本的に小説、漫画紹介ですが、たまに作品とは関係ない話にそれます。本当にグダグダ紹介。マニアックな事もバンバン書いていきます。

最近は本を読まないという方も多い様なので、このエッセイを機会に読みたい本が見つかれば幸いです。このエッセイがあなた様と本との架け橋になりますように。

2020／8月31日　完結設定にしました。

　好奇心旺盛な女の子、天音と助手のワトスン役、狛犬樹鏡の物語。

【ゴールデンSTRAYドッグ】　天音は行方不明の犬探しを請け負う事に……。

【子供か恐怖】　天音は樹鏡の服を選ぶためショッピングモールにやって来た。そこで親の迎えを待つ男の子に出会うのだが……。

【宝の地図と思い出紀行】　天音はバイト先の先輩、香澄からある暗号を見せられる。それは香澄のお祖母ちゃんが残した宝のありかを示す暗号だった……。

　基準にしているストーリー以外は、中編完結ものです。

「スカボローフェアに行くのですか？」

　旅人は黒ずくめの男に呼び止められた。
　男は旅人にある頼み事をする。

「或ある人に私のことを伝えてくれませんか？　昔、心から愛した人なんです」
　
　けれど旅人は男の呼び止めを聞かず、頼みも聞かずに、そのまま進む。
　そして、旅人はスカボローの村で行き倒れ、ある家族と巡り合う――。

　この物語は、スカボロフェアーという悲しく、美しく、謎に満ちた歌から着想を得た物語――。

　この作品は『カクヨム』にも掲載しております。

小説を書きはじめて一年の心境の変化。

すべての創造主（クリエイター）の皆様に今感謝を伝えたい。

「異世界に行きたい」と言い出したバカな兄貴と、そんな兄貴を異世界に行かそうとする、まともな弟。

兄はどうすれば異世界転生できるのか、真面目に弟に訊いて来る。

弟は異世界転生の方法を兄に教えることに――。

兄は異世界転生できるのか？　そして、弟は兄を異世界に葬り去ることができるのか？

本作は『カクヨム』『アルファポリス』様にも掲載しております。

小高い丘の上に樹齢千年にもなる、大樹があった。

大樹はどうして、その場所にあるのか？

千年前の人々の想いとは？

大樹は永久〈トワ〉のときを、自然と共に生きた。

この作品は、『カクヨム』『アルファポリス』様にも掲載しております。

ゴキちゃんが湧くほどちらかったアパートの一室で、一人の男が首を吊って伸びている。
その遺体を観察しながら、俺は考えるのだッ！　男の死因は自殺か！　他殺か！　を！

この作品は、『カクヨム』様にも掲載しております。

ドッペルゲンガーを見た者は近いうちに死ぬっていうでしょ。
ほら、エリザベス一世とか、ゲーテとか、リンカーンとか、芥川龍之介とか、ドッペルゲンガーに遭遇してしまって、そのあとに亡くなっているもの。

ドッペルゲンガーって自分と同じ顔の者なんでしょ？
だったら、鏡に映った自分はドッペルゲンガーともいうのじゃないかしら。

この作品は、『カクヨム』様の方でも掲載しております。

　新選組一の天才、沖田総司と二刀流の使い手、宮本武蔵が巌流島で戦ったらどうなるか？　
　そんな夢の対決を、作者の妄想でシミュレーション！　
　

　囲炉裏の炎が火影を作る中、一人の男児が布団に覆いかぶさり泣いていた。そんな、男児を慰める、病床に臥した母。
（このままじゃ、おっかあは死んじまう……）
　そのことを悟った男児は、となり村にいるという腕の利く医者を呼びにいくことを、決意した。しかし、となり村に行くには、峠を越えなければならない。
　そんな男児と母に試練を与えるように、吹雪きが吹き荒れ、行く手を阻む。

　これは、激動の時代を生きた男児の短い一代記である。

霧雨降るなか二人の男女は、向かい合っていた。困惑する男と対照的に、能面のように無表情な女。クリスマスの日に起きた。演劇のような二人の男女の別れワンシーン。
この作品は『カクヨム』でも掲載しております。

　もし、因果応報というものがあるのなら、きっとあの犬は前世でよほどの悪さを働いたのだ。もし、因果応報というものがあるのなら、私も前世でとてつもない罪を働いたのだ。もし、因果応報というものがあるのなら、幸せな者は前世でよほどの酷い目にあっていたのだろう。もし、因果応報というものがあるのなら、|今世《こんせ》で悪さを働いた者は、来世では酷い目にあうのだろう。
　これは、「私」が犯した罪を書き記した手記である。

　西に山々が東に湖がある小さな村を舞台に、わんぱくで冒険好きな妹エレナとそんな妹にいつも振り回されている兄のレーン。

　ある日、麦畑でいなくなったエレナを探すレーン。やっとのことで見つけたエレナだったが、その日から様子が違うことに気付く。心配したレーンは、麦畑でのことを訊いてみる。

　すると、「あの麦畑には猫がいるんだよ」と言ったきり眠りに落ちる。次の日起きるといつもとなりで寝ているはづのエレナの姿がないことに気付く……。自然豊かな小さな村で繰り広げられる兄妹の物語。

　学校の事で悩んでいた事はありませんか？　いじめで悩んでいた事ありませんか？
　人間関係で悩んでいた事はありませんか？　不登校で悩んでいた事はありませんか？　
　自分の考えが他者と違う、と思ったことはありませんか？　
　そして、いま悩んでいませんか？　
　このエッセイはそんな人に読んでもらいたいエッセイです。

彼は真っ暗なトンネルをぬけると果てしなく、長い道を歩いている事に気付いた。彼はなぜこの道を歩いているか自分でも分からなかった。

いつから歩いているのかも、どこへ向かっているのかも、何も分からなかった。

まるで、夢遊病患者の様に意志はなく足だけが勝手に動くのだ。長い夢から覚めた、と分かると彼は道を歩いていていたのだった。
この作品は『アルファポリス』『カクヨム』様にも掲載しております。

私は最近ある夢を見る。その夢は怖かった様な、悲しかった様な、嬉しかった様な、楽しかった様な夢を見る。そして決まって、朝起きると私は泣いている。この涙は怖かったから泣いたのか、悲しかったから泣いたのか、嬉しかったから泣いたのか、楽しかったから泣いたのか、何で私は泣いたのか。

私は憶えていない、夢とはそういうモノだから、私は憶えていないのだ。だけど、夢見た朝に決まって、心に残るこの感情は何なのだろうか、私には分からない……。

その家では大きくなると、みんな消える。みんなそうして、消えていった。そんな家でぼくは家族みんなと楽しく暮らしていた。

起きて、ご飯を食べて、昼寝して、散歩して、日向ぼっこして、ご飯を食べて、暗くなったら寝る。
毎日変わらない日々。そんな日常でも家族みんなで暮らしているだけで、ぼくは幸せだったのに……。
この作品は『カクヨム』『アルファポリス』様にも掲載しております。

ホラー部門日間ランキング５位になりました、これもポイントを入れくださった皆様のおかげです。ありがとうございました。

　その村では昔、住んでた人が突如消えるという、奇妙な現象が起きていた。　ネットで以前からホントにでると噂になっている、○○県の○○村に真相を動画の企画で確かめに行くことにした。　　
　動画職人のカラーズは都心から車を走らせ山奥へ。村の近くに着いたのだが……、○○村に通ずる道が見つからない……。人が突如消えた村を舞台に。カラーズは事の真相にたどり着けるのだろうか？。そして明かされる衝撃の結末とは……。

　吃音に苦しんでいる本人が語る、吃音あるあるエッセイ。

　私が知ってる基礎だけでも皆様に伝えたくて、書かせていただきます。

　喋りかけてもすぐに言葉を返してくれない人がいたら、おかしな人だなと思わずにこのエッセイを思い出していただければ幸いです。